GALLERY KAI 企画展
このページの最終更新日は、2004年2月11日です。
「木の匙」〜 匙屋の口上 〜
・・・・木の匙の取り扱い方・・・・
■漆について
匙屋の匙は、素材となる木を削った後、「拭き漆」といって、漆を塗っては
拭き取りながらすり込んでゆくという技法で作られています。
この拭き漆の作業を一本の匙に付き、4回繰り返し、行いますので
漆のコーテイングがバッチリなされています。ということで、強度はバツグン。
食べ物が染み込んだり、熱いものではがれたり、溶けたりすることはありません。
「漆」というと手入れが大変と身構えてしまうムキもありますが、本来、漆は強靭なもの。
白木に漆を塗ることで強度を増すのです。気にせずどんどん使いましょう。
■お手入れについて
洗う時は、やわらかいスポンジなどを使い、普通に洗っていただいてOKです。
油汚れには、適宜食器用洗剤をお使い下さい。
漆だからといって、そう神経質になることはありません。
ごくごく普通に扱って下されば、大丈夫。
ただ、長い間、水に浸けっぱなしにしたり、紫外線にはさらさないで下さいね。
素材が木ですので、反ったり、漆が陽に焼けて明るい色になってしまうことがあります。
また、収納する時は、よく乾かして下さい。
■お直しについて
長い間使いこんでゆくと、どうしても器と擦れあうことで、お匙の先端が摩滅したり
時には、強い力が加わったりして破損したりする場合もあります。
その場合は、お気軽にご連絡ください。塗り直し・お直しを致します。
(匙の里帰り)
*** では、最後に匙屋の匙・効用八ヶ条をば・・・ ***
その一・口当たりが優しい
その二・熱が伝わりにくいため、熱々のものを食べやすい。
その三・お野菜の煮物やお豆さんなど、形を崩さずにとり分けられる。
その四・軽いので、お子様やお年寄りの方にも優しい。
その五・陶器や磁器、また漆器との相性が良く、相手を傷つけない。
その六・食器に触れても音がしない。
その七・使い込むほどに味が出る。
その八・漆の塗り直しが出来る。
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