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「木の匙」〜 匙屋の口上 〜
・・・・「ミサジ」が出来るまで・・・・ |
![]() 匙屋の右腕。
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「一見不要な木っ端たちをぼーっと眺めているうちに思いついた。」
という「実から出た匙」。 これぞ匙屋の定番、この「ミサジ」が出来るまでを詳しくご紹介します。 * * * @荒切り。「頭」を糸鋸で削る。 ![]() 削りたては厚い板なので、一本分にスライス。 ![]() A「ハンドル」を鉈で割る。 ![]() B接着。「頭」と「ハンドル」を木釘で止める。 ![]() ちなみに 「頭」は「桜」、「ハンドル」は「ウオルナット」。 素材は、「実」が出来る木なのだ。ちょっとした匙屋のこだわり。 C接着完了。 「ミサジ」のホントの原形。 ![]() D削り。 ![]() 根気勝負の仕事。目をつぶって、気になる部分を確かめては削るという作業の繰り返し。 道具は丸刀。特に神経を集中するのは口触りの部分。 E研磨 ![]() 根気勝負が続くねー。小刀で更に薄く仕上げた後に、紙やすりで丹念に仕上げてゆく。 F漆を塗る。刷毛で塗っては拭き取る「拭き漆」の技法。 ![]() 塗り専用の机も日々、漆が塗り込められて年季が入ってきた。 Gむろ ![]() 一回塗ってはむろで乾かすこと4回。表と裏で計8回、出たり入ったり。 季節や室温、乾燥の度合いで漆の乾きは微妙に変化する。 漆との付き合いはむずかしい。。。 H完成 ![]() 工房にて ![]() |