GALLERY KAI 企画展

このページの最終更新日は、2004年2月17日です。

「木の匙」〜 匙屋の口上 〜
・・・・「ミサジ」が出来るまで・・・・

匙屋

匙屋の右腕。

 
* * *
 
「一見不要な木っ端たちをぼーっと眺めているうちに思いついた。」
 
という「実から出た匙」。
 
これぞ匙屋の定番、この「ミサジ」が出来るまでを詳しくご紹介します。
 

* * *
 
@荒切り。「頭」を糸鋸で削る。

匙屋


 

削りたては厚い板なので、一本分にスライス。

匙屋


 

A「ハンドル」を鉈で割る。

匙屋


 

B接着。「頭」と「ハンドル」を木釘で止める。

匙屋

ちなみに 「頭」は「桜」、「ハンドル」は「ウオルナット」。

素材は、「実」が出来る木なのだ。ちょっとした匙屋のこだわり。


 

C接着完了。 「ミサジ」のホントの原形。

匙屋


 

D削り。

匙屋

根気勝負の仕事。目をつぶって、気になる部分を確かめては削るという作業の繰り返し。

道具は丸刀。特に神経を集中するのは口触りの部分。


 

 

E研磨

匙屋

根気勝負が続くねー。小刀で更に薄く仕上げた後に、紙やすりで丹念に仕上げてゆく。


 

F漆を塗る。刷毛で塗っては拭き取る「拭き漆」の技法。

匙屋

塗り専用の机も日々、漆が塗り込められて年季が入ってきた。


 

Gむろ

匙屋

一回塗ってはむろで乾かすこと4回。表と裏で計8回、出たり入ったり。

季節や室温、乾燥の度合いで漆の乾きは微妙に変化する。

漆との付き合いはむずかしい。。。


 

H完成

匙屋


工房にて

匙屋


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